耐火設計を用いた駐車場
新大阪駅前自走式駐車場
施工時期  2014年2月
規模    12,584.61㎡
型式    6層7段個別認定(耐火設計)
用途    時間貸用
POINTO! 大阪の陸の玄関口である新大阪駅前にオープンした時間貸し駐車場です。北側と南側の道路に面しているため、出入口を完全に分離し、導線を一方通行とすることで安全性を高めました。また、この駐車場の特長として挙げられるのが、中央のスロープです。従来の連続傾床式駐車場場内中央にスロープを配置し、上り下りを併用。敷地の形状に合わせ、駐車台数を最大限に確保し、安全性に加え、利便性、採算性も兼ね備えた駐車場を実現しました。
| 個別認定駐車場とは | ・耐火被覆が必要ありません。 ・防火シャッター等の防火区画が必要ありません。 ・延焼ラインが緩和されます。 ・面積区画がなくなるので外壁は準不燃材料でも大丈夫です。 ・固定消火設備を外すことができます。 | 
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| 「耐火設計」とは | 平成12年の建築基準法改正により、「耐火性能」に関する性能規定が導入されましたこれに伴い、建物の特性(用途、計画、構造形式)に応じた合理的な耐火設計を行うことが可能となりました。耐火性能(建築基準法第2条第九の二号および施行令第108条の3に規定) 「屋内火災および屋外火災に対して、主要構造部が火災が終了するまで耐えられる(要求性能が確保される)」性能のことを指します 。 | 
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設計事例
 
 
                6層7段個別認定 商業施設用
 
               24,991.39㎡ フラット式 埼玉県  
              
 
              
 
               大型商業施設に併設した駐車場。 
               
フラット式ブレース構造で、スロープを一方通行にし、安全性を高めました。
 
             フラット式ブレース構造で、スロープを一方通行にし、安全性を高めました。
 
 
                6層7段個別認定 時間貸用
 
               5,218.81㎡ 連続傾床式 東京都  
              
 
              
 
               既存の機械タワー式駐車場からの建替え。 
              
 
               
               附置義務条例による駐車台数の確保と高さ制限という、内側からと外側からの相反する条件を成立させる為、天空率を適用して計画しました。 
              
 
              
 
                6層7段個別認定 社員用
 
               23,777.00㎡ フラット式 神奈川県  
              
 
              
 
               工場内にある自走式立体駐車場。 
              
 
               
               使い勝手を優先し、中央部にスロープ棟を配置した設計。 
              
 
               
 
                
 
                
 
               
 
               
 
            
 
                 
 
                  
 
                  
 
                  
 
                  
 
                 